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JBCFブルークリテリウム in 鴨川 E2 山倉

■目標
3位以内
■課題
・去年と逆回りなので、落車に注意する
・周りの状況を読み、仕掛けるときは一気に掛けて踏み切る
■対策としてやってきたこと
GWでの走り込みおよびチーム練で位置取りを意識した
最後のスプリントでの加速の強化に努めた
■結果
12位
■レース内容
 ローラー台を忘れてしまったので、試走を長めに行いアップして検車およびサインを済ませる。
 練習会等で知り合った方々と挨拶を交わし、スタートへ並ぶ。今回は人数が少ないため、最後尾スタートでも焦りは全くなかった。
 このコースは昨年入賞しているので、番手を上げるポイントおよび仕掛けるタイミングはおおよそ頭の中に入っていた。昨日仕事だったため身体は少々疲れを感じていたが、心は穏やかだった。
 
 ローリングスタートの後、集団は道幅が狭いこともあり一列棒状になる。1周目のホームストレートで、あろうことか最後尾まで後退してしまう。
同じ組に入った神原選手も最後尾を走っており、
「位置取りミスったな」
と呟くのが聞こえた。私も同じ気持ちで、苦笑いしながら中切れを埋めつつ集団最後尾をヒラヒラする。
(この時、沿道で見ていた磯崎選手はハラハラしていたとのこと。ご心配をおかけしました)
 5周程して先頭のペースが緩み始めたので、ドラフティングを利用しながら風下に入り、番手を上げる。
 ここはホームストレートで一気に番手を上げることができ、かつシケイン後のクネクネ区間では棒状になるため、前方ほど主導権を握りやすいコースレイアウト。そのため、以降は前方を死守することに専念する。
 9周目くらいのホームストレートを先頭でシケイン区間に入ったので、インターバルをキツくして集団に揺さぶりをかける。
と、先頭交代で神原選手が上がってきたためペースを一定にして走っていると、後続との間が2車身ほど空いたため集団先頭でペースを緩め、神原選手の逃げをアシストする。集団との差はグングン開き、見兼ねた数人の選手が追走する。
 そのパックの最後尾にジョイントし、5人ほどの逃げが形成される。この逃げは500mほどで集団が捕まえるが、棒状になっていたため最終コーナー立ち上がりからホームストレートの区間で強度を上げ、集団を更に伸ばす。
 後ろを確認すると、集団最後尾はかなり踏み込んでいるように見えた。同じころ、私は集団にもどり前方で脚を休めている。
 楽しい。スタート前の体の重さが嘘のようだ。
 14周目のホームストレートで両側から一気に被せられ後方まで下がるが、この時点である程度のセレクションはかかっており快適に走れた。
 残り6周になり、ニュートラルが適用されない終盤に入ると、毎周のように逃げ切りを狙う選手や位置を上げたい選手が次々に飛び出す。
 ここでの動きは見逃すわけにはいかないため、位置を上げつつチェックに入る。集団のペースは直線こそ速いが、シケインでは集団が詰まり先頭交代も少ないため集団はばらけずにゴールスプリントが濃厚になる。
 ラストラップに入るホームストレートで、湾岸の嶋津選手が飛び出す。インベタを一気に上がり、神原選手を後ろからパスする。
 ここでチームメイトがいると心強い。しかも神原選手にはパンチ力がある。
 最終ラップを知らせるジャンが鳴るホームストレートで、追い抜きざまに
「神原さん、牽きます!」
神「あれ?これ最終周じゃないよね!?」
「そうっす!」
なんて息の合った連携プレーなんだと感動し、シケイン区間に6番手で突入。
 そのまま番手をキープしてコースを消化し、最終コーナー立ち上がりで6番手。残り300m。
 イケる、今日はもらった。嶋津選手の番手で、腰を上げるタイミングを合わせて全力でもがく。
 ゴールまで残り200m、思ったより距離がある。ここで嶋津選手のマークを外してしまった。
 構わずもがくが、残り100mで左側大外から一気に捲る選手が目に入る。その流れで乗ってきた選手に前をふさがれてしまう。前方に10人ほど。残り50m。前には神原選手がいるのを確認し、もがききってゴール。
 最後、少し垂れてしまった。仕掛けが早すぎたようだ。

■所感
 最初こそ手間取ったものの、ホームストレートの幅が広くドラフティングも効くため焦りはなく、終始快適に走れた。
 最後のコーナーを抜けるまでの位置取りはイメージ通りで、最終コーナーを抜けるまでは理想的な展開だったが、ゴールスプリントの中で視野が狭まり、有力選手のマークを外してしまったのが明暗を分けたと思われる。
 得意なコースだっただけに満足できる結果ではなかったが、E2の中でも前方で主体的に展開できる地脚が付いてきている実感はある。
 あとはゴール前200mからの爆発力および冷静な判断力を磨きたい。
 今年中にE1に上がってみせる。

■使用機材
フレーム:CARRERA ERAKLE TS
ホイール:FULCRUM RACING SPEED
タイヤ:Panaracer EVO 3
Continental SPRINTER 25mm
コンポーネント:ULTEGRA Di2

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by cyclingteamUnity | 2017-05-15 23:03 | レースレポート
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